奥能登の一番の景色のある所です。揚げ浜式という日本古来から伝わっている製法で、日本でも数か所にしか行われていません。塩を製造するのは、春から秋までの季節にしか出来ません。 『塩』と人間の生活は切っても切り離せない、とても身近な存在です。身近すぎて、改めて塩のことを考える機会もないのではないでしょうか。ここ能登半島では多数の製塩跡が見つかっています。 歴史と伝統あるこの地に『塩』の総合資料館が体験型施設「奥能登塩田村」としてオープンしました。 奥能登塩田村は”人と塩の関わり”をテーマとしており、館内では身近な例から塩の意外な使われ方、塩づくりの歴史、そして世界の塩の文化をわかりやすく展示してあります。 また、実際に海水から塩づくりを体験してもらい、自分だけのオリジナルの塩を作ることもできます。 ”塩ってなんだろう”とゆっくりと考え、体験を楽しんでください。
水曜日, 1月 14
揚げ浜塩の釜焚き
今日は、注文の都合もあって塩の釜焚きをしました。
火の勢いもよく、煤が入らない様に今晩は釜から、揚げ浜塩を上げます。
この作業は、本当に気を使う作業で、製品の塩にススが混入すると、味わい深さが変わってしまうので、緊張し神経を払います。
浜士の登谷さんが、メインで行いますが、これ自体は長年の経験がモノをいいます。
こうして、揚げ浜式の製塩技術がどれだけすごいかが、わかります。
目の前で見ていると、塩の匂い、焚き上げの緊張感、釜の音など、五感で感じれる非常にいい体験ができます。
こんな冬の日でも、塩田村は作業をしています。
本日、国連連合大学高等研究所 あん・まくどなるどさんと研究員の方、二名が来館されました。
とても、風が強く海も横流しの状態でしたが、熱心に研究して帰られました。
水曜日, 1月 7
ロッテリアに能登の風
珠洲の粗塩が使われているのは、ロッテリアが昨年十一月から関東の五十二店舗で先行販売している新商品「産直まるごとポテト」。北海道産の旬のジャガイモを使用し、丸ごと一個のジャガイモを注文後に切り分けて、揚げるなど「とことんおいしさにこだわった」商品だという。
そのため、塩も開発担当者が全国の産地をめぐり、「逸品」を探した。開発の過程で約五十種類の塩を試した結果、珠洲の粗塩が最もジャガイモに合うと判断した。同社は「丁寧に作られている。日本海の海水から精製しているため、天然のミネラル分も豊富で味にまろやかさがある」と評価した。
新商品は提供する際に、ポテトに個別包装した塩約二グラムがつく。好みに合わせて塩味を加減できるよう、ポテトに塩をつけながら食べる。包装には「珠洲の海 一番釜」と記されており、販売店舗が増えれば、珠洲の塩の名が全国に広がることになる。
六日、東京・東池袋のロッテリア池袋東口店で商品を注文した大学生の東亜里紗さん(18)は「初めて食べたけれど、普通の塩より癖がなく辛くない。また食べたい」と笑顔を見せた。
珠洲の塩は、昨年五月に谷本正憲知事がドイツを訪問した際に持参し、羽咋市の神子原米などとともに現地で高い評価を受けた。
ロッテリアに塩を納入する珠洲製塩(珠洲市)の門寺巧社長(60)は「珠洲の塩が持つうまみが認められたと思う。地域の人たちの協力を得て製造できているもので、珠洲の海の恵みに感謝したい」と話している。
記事掲載URL
http://www.hokkoku.co.jp/news/HT20090107401.htm
火曜日, 1月 6
新年明けましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます
道の駅 すず塩田村は、正月も休まずに営業、開館しております
このような環境下で、珠洲の揚げ浜式の塩が厳選され、製造されております
来館の際には、無料で製造工程のビデオなど上映されておりますし、何かありましたら受付の案内係までお申し付けくださいませ
本年より、体験学習、研究など様々な分野での発信を企画しております
何卒、よろしくお願い申し上げます
また、お電話での塩の注文も受け付けしておりますので、御面倒でもお掛け下されば、能登の随一でもある揚げ浜式の塩を直送にてお届けいたしております
奥能登塩田村管理組合
〒927-1325
石川県珠洲市仁江町1字12-1
電話 (0768)87-2040
FAX (0768〉87-2032