火曜日, 3月 31

茅の吹上











やっと終わりました。
まだ、下の方のごみや掃除は出来ていませんが、新しい歴史を刻むべく、完成しました。
今年は、交通事情が良くなってくる時代の始まりでもあります。
こんな遠い塩田村に来ていただければ、自然を体で体験していただくことも出来ます。
昔日本がこの塩田村から奥の方へと向かって、たくさん見ることも遊ぶことも出来ます。
奥能登の案内として、道の駅は今年よりより一層サービスを改善し、皆様をお待ち申し上げております。
作業は見れなくても、入館料をお支払いいただければ、海の傍で、昼食や休憩もできます。
自然の中で、心と体楽にして頂きたいと思っております。
今しばらくは、この茅の匂いも立ち込めることが体験できます。
どうか、この何もない春もまだ入りがけにお越しいただければと願っております。


木曜日, 3月 19

木ノ浦 



塩田村より、20分ほど先端に向かった狼煙に行く途中にあります。
四季折々に、いろんな姿を魅了させてくれるところです。
国民宿舎もあり、ゆっくりと自然の中に過ごせる空間が、この木ノ浦地域にはあります。
今なら、千本椿が綺麗に咲いています。

火曜日, 3月 17

茅葺作業の日々 




このところ、毎日作業が行われています。
茅も結構大変な作業で、重ねることも、積み重ねも簡単なようで、難しいものです。
職人さんは、慣れているので、高いところの作業でもなんとかこなしています。
さて、この釜屋が新しく吹き変わったところで、塩田村もいよいよと言った感じになります。
来場の人は、少し?のようなところもありますが、海辺に降りて少し自然を見ながら休憩することも
できます。
御来場をお待ち申し上げております。



月曜日, 3月 16

桶に写る春の景色


何気ない景色ですが、能登の色とでもいいましょうか。
塩田に必要な桶。
冬の間、このように水を貯めて、桶が壊れないようにしています。
何度も何回も何年も、時間をかけて、じっくりと作っていく揚げ浜塩。
もうそろそろ春になれば、この塩田に浜士の姿が、見えてくることでしょう。


月曜日, 3月 9

茅葺屋根の吹き替え






ずっと大事に使ってきた茅葺の釜屋
取り外していく中に、今までの歴史の重みが出ています。
作業工程の中で、最後に一番大事なところだからこそ、見学者も眺めては感心して帰っています。
外の景色もやっと春めいてきています。
茅の吹き替えは、まさに結ひの精神で、出来あがっていきます。
時間の掛る作業ですが、出来あがって釜屋に火が入ると、今年より塩田村の新しい歴史を刻むことでしょう。


日曜日, 3月 1

三月より奥能登塩田村がより大きく飛躍します







今月よりいろんな意味で、変革の時が来ています。
今まで、歴史の中で珠洲市の中核の産業として成り立ってきた「揚げ浜塩」の生産地として、新たに生まれ変わろうと努力して参りました。
そうやって、考えると能登で作れる生産物の中で、もっとも重要な所を担うことは、言うまでもありません。
食の安全が問われる現在、奥能登でしっかりと厳選された環境と工場で生産されている塩は、偽装などとは無縁のものであります。
夏になれば、子供たちや大人たちの体験学習もあり、能登の気持のいい天気で、健康に楽しめる事が出来ます。
また、この地域では海での釣りやハイキングなど、さまざまに都会にもなく日本の中でも見て感じとれないほどの自然の深みがあります。
山に行けば深く、山から海へも近く、まさに山海陸が共存して生きているのが、能登ノ國でもあります。
奥能登は、塩の文化が古く過去より、ずっと長くいい時間を過ごしてきました。
しかし、高度経済成長後に工業化されたため、全国に簡単に出来る塩の工場が増えたために、手をかけて作る揚げ浜塩が衰退する結果となりました。
塩田村は、「手塩に掛けて」ということわざのように、まさに手を伝って生産しています。
是非、この奥能登に東海北陸道や能登空港などを使って、お越し下されれば幸いと思っております。