奥能登の一番の景色のある所です。揚げ浜式という日本古来から伝わっている製法で、日本でも数か所にしか行われていません。塩を製造するのは、春から秋までの季節にしか出来ません。 『塩』と人間の生活は切っても切り離せない、とても身近な存在です。身近すぎて、改めて塩のことを考える機会もないのではないでしょうか。ここ能登半島では多数の製塩跡が見つかっています。 歴史と伝統あるこの地に『塩』の総合資料館が体験型施設「奥能登塩田村」としてオープンしました。 奥能登塩田村は”人と塩の関わり”をテーマとしており、館内では身近な例から塩の意外な使われ方、塩づくりの歴史、そして世界の塩の文化をわかりやすく展示してあります。 また、実際に海水から塩づくりを体験してもらい、自分だけのオリジナルの塩を作ることもできます。 ”塩ってなんだろう”とゆっくりと考え、体験を楽しんでください。
日曜日, 3月 1
三月より奥能登塩田村がより大きく飛躍します
今月よりいろんな意味で、変革の時が来ています。
今まで、歴史の中で珠洲市の中核の産業として成り立ってきた「揚げ浜塩」の生産地として、新たに生まれ変わろうと努力して参りました。
そうやって、考えると能登で作れる生産物の中で、もっとも重要な所を担うことは、言うまでもありません。
食の安全が問われる現在、奥能登でしっかりと厳選された環境と工場で生産されている塩は、偽装などとは無縁のものであります。
夏になれば、子供たちや大人たちの体験学習もあり、能登の気持のいい天気で、健康に楽しめる事が出来ます。
また、この地域では海での釣りやハイキングなど、さまざまに都会にもなく日本の中でも見て感じとれないほどの自然の深みがあります。
山に行けば深く、山から海へも近く、まさに山海陸が共存して生きているのが、能登ノ國でもあります。
奥能登は、塩の文化が古く過去より、ずっと長くいい時間を過ごしてきました。
しかし、高度経済成長後に工業化されたため、全国に簡単に出来る塩の工場が増えたために、手をかけて作る揚げ浜塩が衰退する結果となりました。
塩田村は、「手塩に掛けて」ということわざのように、まさに手を伝って生産しています。
是非、この奥能登に東海北陸道や能登空港などを使って、お越し下されれば幸いと思っております。
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