金曜日, 8月 14

「今、よみがえる天才放浪画家 山下清展」

ただいま、七尾美術館では、素晴らしい展覧会が開かれています。
どうぞ、能登半島に来て、七尾は和倉温泉にお泊りならお近くになります。
長谷川等伯ゆかりの七尾市に、お越しくださいませ。
心温まる景色の中に、美術館があります。
雑踏から離れた、貴重なお時間をお過ごしくださいませ。


会期●2009年8月1日(土)~9月27日(日) 会期中無休
開館時間●午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料●一般800円(700円)、大高生350円(300円)、中学生以下無料 ( )は20名以上の団体料金
主催●七尾市、財団法人七尾美術館
後援●石川県、NHK金沢放送局、北陸放送、石川テレビ、テレビ金沢、北陸朝日放送、エフエム石川、JA能登わかば
協力●山下清作品管理事務局  企画協力●産経新聞社  制作協力●ステップ・イースト


山下清は大正11年(1922)東京に生まれ、3歳の時に重い消化不良にかかり、3ヶ月後に完治するも、言語障害が残りました。しかし、12歳の時に養護施設「八幡学園」に入園して貼絵(ちぎり絵)と出合い、才能を発揮して高い評価を得ました。清は18歳の時、突然放浪の旅に出掛け、生涯を通して旅の風景を貼絵として制作しました。貼絵以外にも様々な仕事にチャレンジし、その才能を開花させた清ですが、昭和46年(1971)に死去。最後の一人旅へと出掛けたのです。享年49歳でした。
 いつしか清は「放浪の画家」と呼ばれ、日本で最も親しまれる画家の一人となりました。しかし、彼の真実の姿は意外と知られていません。実は旅先では絵を描かず、旅から戻った後に驚異的な記憶力でイメージを構築し、数々の名作を完成させたのでした。
 本展では、貼絵をはじめ水彩画やペン画、版画や陶器などの作品約140点を7つのテーマで紹介し、「芸術家・山下清」の画業を展望します。また、彼が旅路で愛用したリュックサックや絵日記帳などの資料約30点もあわせて展示し、「人間・山下清」の生涯をたどり、その実像に迫ります。

●●関連イベント●●●●●●●●
ギャラリートーク&特別講演会
講 師●山下 浩氏(山下清作品管理事務局)
日 時●8月23日(日)
    1.ギャラリートーク・8:45~9:45 ※要申込、定員30名。
    2.特別講演会・14:00~15:15 演題●「家族が語る山下清」
聴講料●無料 ※1.は高校生以上観覧券必要。

《7つのテーマ》
1.「貼絵との出合い」
2.「心の風景 放浪時代の清」
3.「芸術家・山下清の全仕事」
4.「~修復保存プロジェクト~現代に甦る山下清の代表作」
5.「山下清・ヨーロッパへの旅」
6.「遺作・東海道五十三次」
7.「映像に観る山下清」(本人出演の記録映画)


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